中学受験対策
指導対象は小学4年生からとさせていただきます。
教材は四谷大塚から出版されている「予習シリーズ」の使用をおすすめしますが受験生の学力に見合った文章題(市販教材、塾内教材含む)を解いてもらいます。
難しすぎては成功体験が得られず、簡単すぎてはトレーニングにならないからです。
そして6年生の夏以降からは入試問題にも取り組んでもらいます。
また、学力に応じて、指導方法も変わってきます。例えば、読書経験も少なく、文章をスラスラ読むことさえ、苦手というお子様の場合、音読を中心に、分かりにくい言葉、表現は分かりやすい言葉に変換し、読み聞かせていく中で、ある程度文章を読み進んだら、問題を解く→解説→続きを読む→問題を解く→解説というのが基本的
な流れになります。
そして、問題の正答率が向上し、本人の意欲が高まってきた頃合いを見計らって、適度な難易度の問題を、黙読で解いてもらいます。
私も長年、国語を指導してきて感じるのは、黙読よりも音読の方が、子供たちの好奇心を刺激しやすく、問題へ取り組む姿勢が違うということです。ですから国語が苦手な子供には、まず音読から入るようにしています。
解説の際には、私が独自に作成した、チェックシートを使用します。そこには、文章題を解くにあたって、気づいてほしいことが25項目ほど挙げられてあります。
問題を解いて、答えが合っていた場合、「どんなことに気づいたから正解になったのか」を、その項目の中から選んでチェックを入れてもらうのです。
そして記入の頻度が多くなっていくほど、子供は国語の文章題を解くことに面白みを感じ、どんなことに気づけば正解になるのか、コツのようなものを学ぶことができます。
「成功体験の積み重ねが大切」とは、よく言いますが、結果的に正解ではあっても、なぜ正解になったのか、その思考のプロセスがあいまいでは、次へとつながってはいきません。「どんなことに気がつけばいいのか」を明文化し、その知識を使って問題演習をすることが、私の指導の特徴です。
もちろん、国語という科目は語彙力が大事ですので、授業内では、入試頻出の重要単語や慣用句、ことわざ、四字熟語などの語句関係も指導していきます。
ただ、私の指導経験上、様々な単語、語句を頭に詰め込んでもらったところで、思ったほどには国語の成績が上がっていかないのが現実です。蓄積されたものが成果として現れてくるのは、数か月かかる場合もあるでしょう。(それでも語句を覚えることは大事です。)
しかし、気づくべきポイント(疑わしい選択肢の見分け方、接続語の用法、設問条件のワナ、文章の構成、記述問題に答えるときの留意点など)を知っておくと、問題を解くときに有利に働き、比較的早い段階で、正答率の向上にもつながっていくのです。
東海、滝、南山(女子、男子)、愛知、名古屋など、これまで多くの生徒を合格に導いてきた講師がご指導させていただきます。
各種定期テスト、古文、漢文対策
中学校で行われる各種定期テストの対策は、市販されている学校準拠の教材を使用します。テスト範囲を確認したうえで、どんな問題が出題されても対応できるように、数種類の教材を解いてもらいます。
古文、漢文対策では、学校の進度に合わせた内容の指導を行います。教材は独自作成のプリントや、市販教材、学校準拠の教材を使用します。(必要に応じて、コピーは私が用意します。)